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光庭の家

1階は玄関から北に和室、南に家族室と分別しています。 中央部に光庭を設け、回遊できるプランになっています。 玄関には、土間から使用できる収納と、ホールから使えるクローゼットを設けています。 ご主人の作業着はここに収容可能です。ベンチも設けています。

和室である室1は、6帖の畳と1.5帖の壁床(板の間)を設けています。 中庭を介することで離れ的な空間となり、ゲストルームとしては勿論、二世帯での住まわれ方になっても、程よい距離感を保つことが可能です。普段は瞑想的な癒しの空間として演出されたり、またお子様の出産後は育児室として、その用途は様々です。

光庭に面した階段と化粧室は、壁で仕切るのではなく、あえて透明性を出しています。 視覚的に広がることと(但し化粧品など見せたくないものは隠れるように)、何より、家の中心となる家族室が、南の庭から中庭へとつながる意識を持たせたかったからです。 この光庭の存在は、各室に光と風を呼び込み、閉塞的なプランを開放してくれる重要な空間でもあります。 また、室1にとっては、直射日光を遮り、安定した環境を提供してくれることも考えられます。

そして奥様の化粧室という空間は、その家族室を見渡せると同時に、振り返れば光庭、そして和室、または階段を行き交う家族の様子がすべて把握できる位置に配しています。 カウンターの前面は手元を隠しながら、座っていても目線は通る高さで壁を立ち上げます。 来客時に見られたくない際には、ロールスクリーンなどで簡易的に遮断されることも想定しています。 また、キッチンや水廻りもコンパクトにまとめ、洗濯物もバックヤードで干せるように家事動線を考慮しています。

家族室はご要望の20帖を確保。 壁面一体のTV収納や、数名での調理も可能なキッチン、ゆとりのダイニングおよびソファスペース、そして外に広がるデッキ空間、すべてがご家族のための日常を愉しむ空間となっています。

デッキ空間は南東に開けた空間を意識しながら、あえて斜めにカットしています。 逆にシンボルツリーに対峙する形状でもあり、屋外での食事なども可能な空間としています。

2階部分は1階より南に全面的に持ち出しており、家族室とデッキ部分に軒下空間を生み出しています。 浴室の外には、木質のスクリーンルーバーで目隠しをしつつ、坪庭空間を設けました。 2階は各室とトイレを主としてコンパクトにまとめました。 夫婦室となる室2につきましては、収納や畳間のレイアウトや構成によって、バリエーションの検討は可能です。 特に収納スペースにつきましては、具体的に何をどう収納するかによって、構成は変わってきます。 ウォークインにする場合のロスを考慮して、あえて壁面収納としています。 また各室は、南面に設けた横長の窓によって、パナラマ状に切り取られた風景が楽しめるように考えています。

外観のイメージとしましては、家族室と個室からなる2階建ての矩形(のイメージ)から、緩やかな片流れの屋根で残りが覆われているような感じです。そこに階段が筒状に突出し、玄関には庇を設けてアクセントにしています。 外壁はご要望である白系のサイディングで統一し、ルーバーなどで木質を出しています。

■長期優良住宅
■土地面積/267.44㎡(80.90坪)
■施工面積/152.35㎡(46.08坪)
■竣工日/平成22年10月竣工

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